2から12までの倍数の見つけ方
知っていると約分をするときに便利な倍数の見つけ方
2から12まで一気にご紹介
早速いってみましょう!
2の倍数
一の位が偶数
例:12、24、36
3の倍数
各位の数字の和が3の倍数
例:123
1+2+3=6
6は3の倍数なので123は3の倍数
4の倍数
下二桁が4の倍数、もしくは00
例:4536
36は4の倍数なので4536は4の倍数
5の倍数
一の位が0か5
例:10、15、20
6の倍数
3の倍数でかつ偶数
※ 2の倍数でもあり3の倍数でもあるから
例:132
1+3+2=6
6は3の倍数なので132は3の倍数
かつ偶数なので6の倍数
7の倍数
- 一の位の数字を2倍にする
- 1の位を抜いた数字から①を引く
この答えが7の倍数
例:658
8×2=16
65ー16=49
49は7の倍数なので658は7の倍数
※ 桁数が多いときは別のやり方のほうがいいかも
8の倍数
下三桁が8の倍数、もしくは000
例:6848
848は8の倍数なので6848は8の倍数
9の倍数
各位の数字の和が9の倍数
例:324
3+2+4=9
9は9の倍数なので324は9の倍数
10の倍数
一の位が0
例:10、20、30
11の倍数
- 偶数桁の数字の和を出す
- 奇数桁の数字の和を出す
- 2つの差を求める
この答えが11の倍数もしくは0
例1:52316
2+1=3
5+3+6=14
14−3=11
差が11なので52316は11の倍数
例2:1078
0+8=8
1+7=8
8−8=0
差が0なので1078は11の倍数
12の倍数
3の倍数でかつ4の倍数
※ 3の倍数でもあり4の倍数でもあるから
例:528
5+2+8=15
15は3の倍数なので528は3の倍数
かつ下2桁が4の倍数なので12の倍数
最後に・・・
分数の約分をするときに
なにで割れるか迷ったら
とりあえず塾長はそれぞれの桁を足すようにしていますね
→ここで3で割れるか9で割れるかを見極める
それでだめだったら
4を考えたり
11を考えたり・・・かな
計算が地味に面倒なんで
正直7や8は使いません
一番大切なのは約分ができるかを常に疑うことですね
おそらく一番多いミスは「約分忘れ」です
とくに両方偶数だったら
ぜったい2で割れることは確定しているので・・・
できれば計算が終わって
数字が大きくなったあとではなく
そうなる前
数字が小さいうちに
そのほうが九九レベルの約分ですむので
約分をする癖をつけましょう